過労や職場の人間関係などが原因でストレスが溜まり、心身の不調となって現れる。
仕事によるストレスで現れる不調はたくさんあるが、複数の専門家が共通して警告しているのは4つの症状だ。
次にあげる4つの症状が出たら、限界が近いサインである。
1つめの症状は、食欲の変化である。
ストレスは食欲に大きな影響を及ぼし、食欲が低下する人もいれば、食欲が増して過食になる人もいる。
2つめは、睡眠の変化であり、ストレスの多いほど、不眠症のリスクが高まる。
お酒を飲まないと眠れない、毎晩何度も目が覚める、朝起きるのがつらいなどの症状はストレスが原因だろう。
3つめにあげる症状は、心身の不調で心理的な症状は抑うつ気分、不安感、イライラや集中力の低下などがあり、身体面では頭痛、腹痛、倦怠感やめまいなどがみられる。
4つめは、楽しかったことへの興味が薄れることだ。
ゲームや読書、友人との会話など、以前は好きだったことが楽しめなくなったら要注意といえる。
これら4つの症状が毎日、1日中、1週間以上続いたら病院を受診することをおすすめする。
仕事によるストレスを全くなくすことはできないが、限界に達する前にうまく対処することは大切だ。
自分のストレスの原因は何か分析するし、原因を取り除くよう努力することで解決することもある。
ストレスの原因が自分ではどうしようもない場合は、自分の視点を変えることで対処しよう。
それでも対処できなければ、仕事を離れる勇気が必要でストレスとなる環境をいったん離れ、転職することも検討しよう。